第2回テーマ:気が遠くなること

気が遠くなること。
それは、宇宙のスケールである。
学問として宇宙は、脳と並んで大好きなので
本をいっぱい読んでいるが、意味はわかっても
そのスケールが、すぐに掴めなくなる。
考えると、気が遠くなってしまう。
例えば、宇宙の大きさ。
僕らが観測できる範囲を、宇宙として考えるのか
曲がった時空も含めて、膨張した予測で考えるのかで
ずいぶん異なるが、直径で考えて
前者としても、137億光年。
後者として、900億光年以上。
137億光年というのも、900億光年というのも
どちらも、あまりにもピンとこない数字なので
ぐんと下げて、その単位となっている、1光年を考える。
1光年というのは、その名の通り1年間で光が進む距離だが
僕らが理解できるメートルという単位で考えると
その、9,460,730,472,580,800倍。
9,460,730,472,580,800メートルということになる。
身近に感じられるキロメートルを持ち出しても
9,460,730,472,580キロメートル。
さっぱり想像できない。気が遠くなりすぎる。
もっと、身近な話しでいっても
例えば、地球の大きさは、直径、約12,800キロメートル。
1キロメートルの、12,800倍。
有楽町駅から、新橋駅の間が、約1キロメートル。
だから、その12,800倍である。
これも、かなり大きいが、なんとかなる範囲であるといえる。
それが、宇宙に出ると、突然すごい。
太陽から地球までの距離が、約1億5千万キロメートル。
1円の価値もわかるし、立派なマンションとか、立派な家など
1億5千万円で買えるものも理解できるということで
なんとかギリギリOKだとしても
僕たちの地球、太陽系が存在する
天の川銀河の大きさを考えると、直径で、約10万光年。
最初から、メートルとかキロメートルで考える気がなくなる。
さらに、天の川銀河の中には
僕らでいうところの太陽のような
恒星が、数百億とか、数千億、存在する。
これはすごいスケールだ。
さらに宇宙全体では
そんな銀河が、1千億以上もあるわけだ。
ほら、気が遠くなった。
僕らに与えられた、プレイフィールドって
気が遠くなるほど、大きくてよかったですね。